[農学博士]
坂口 謹一郎
明治30年、高田に生まれる。発酵、醸造に関する「応用微生物学」の世界的権威の一人で、発酵の研究を通して、世界に類を見ない日本酒の独特な製造方法や、日本酒の奥深さについて、卓越した見識と豊富な知識を駆使した名著を数多く残しているため「酒の博士」として知られています。研究の対象であった「微生物」とは、目では観察することのできない菌類や酵母・カビなどの小さな生物のことで、これらがかかわって「発酵」が促され、私たちの食生活に欠くことのできない味噌や醤油、日本酒などができあがります。この工程を科学的に解明し、その研究成果から、調味料の大量生産等、今日の発酵工業発展の扉を開いたといわれています。